人材育成においてロープレ研修は重要です。ロールプレイングの定義を把握し、具体的・現実的なテーマやシーン・場面の設定、フィードバックで良い点・改善点を明確に伝えることが効果的な研修のポイントです。
営業・接客のスキルアップ、部下育成に必要なコーチング技術の習得、課題の克服などに効果的な方法としてロープレがあります。ロールプレイングの略称で、幅広い研修シーンで実施されています。実際の現場を想定した演習や学習に取り組めるため、まずは定義を理解したうえで、効果的に実施するためのポイントをチェックすることをおすすめします。
冒頭でも少し触れましたが、ロールプレイングは実際の現場や場面をイメージし、顧客対応などのシチュエーションを擬似的に体験させるものです。例えば、営業担当者と取引先、店員とお客様などに分けて、社員それぞれに登場人物の役割を演じてもらいます。疑似体験を通して、自らの役割の特性を把握させる、問題に対処するためのスキルを身につけさせることができるのです。
<ロープレ研修の種類>
ロープレ研修は主に以下の4つに分類されます。
効果的なロープレ研修を目指す場合、押さえておきたいポイントがいくつかあります。
・具体的・現実的なテーマを決める
ロープレ研修を行うにあたり、ある程度の緊張感を持って臨む必要があります。そのため、具体的かつ現実的なテーマを設定しましょう。テーマが曖昧だと緊張感が途切れて場の空気も緩み、形式的なロールプレイングになったり、効果が得られなかったりする可能性も考えられます。事前にテーマをきちんと設定することは、研修の成果を高めるうえで大切です。
・シーン・場面の設定
テーマ同様、シーンや場面を細かく設定することもポイントです。ロープレ研修は様々なシチュエーションを比較的自由に設定できる一方、自社に適していない営業シーンや難易度が高すぎる場面設定だと、役割を演じることができず、新たな気づきも得られないかもしれません。具体的かつリアリティーのあるシーン・場面を想定することで、社員それぞれが自分の役割に対してより真剣に取り組みやすくなります。
・フィードバックをきちんと行う
フィードバックは研修の効果を高める際に欠かせない大事な要素です。主なフィードバック項目としては、言葉遣いや態度・動作、表情、会話力や対応力などが挙げられます。改善点ばかりを指摘すると、モチベーションを低下させたり、やる気や自信を削いだりと逆効果になるおそれがあります。良かった点やもっと良くなる点を共有し、長所を伸ばすための建設的なアドバイスを行うことも重要です。
また、抽象的なフィードバックだとスキルアップにつながりにくいため、具体的な言葉で伝えるようにしましょう。
近年はコロナ禍などの影響により、従来の集合対面型からオンラインによる研修への切り替えなど、研修の在り方にも大きな変容が求められています。オンラインにはオフラインと異なる点が多々あるため、ロープレ研修などをリモートで行うなら念入りな準備が不可欠です。Knowledge Loop(ナレッジ・ループ) は動画を通じた相互フィードバックで、まるで対面のような学習機会を実現します。営業や部下面談などのロープレ研修にご活用ください。
学び・成長のための相互フィードバックが少ないというリモートならではの課題を解決し、能動的な学び合いを行いたいとお考えの際はKnowledge Loop(ナレッジ・ループ) をご利用ください。実際のロールプレイングの様子を動画で共有でき、その瞬間の言葉遣い、しぐさ、表情などに対して細やかなフィードバックが行えます。ロープレ研修はもちろん、マナー研修や新入社員向け研修、グループ学習などのツールとして活用いただけます。さらにレッスン教室のリモート運営、共通の趣味を持つ仲間との知識・スキルアップなどにも役立ちます。
学習チーム(スペース)ごとにFREE・LIGHT・BASIC・BUSINESSの料金プランをご案内しています。サービス内容などに関するご質問・ご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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